そしてマニアックな服作りで熱狂的な男性ファンを持つ(私もその一人ですが)
YUYA TAKATEの新作が到着しました。
CEMENTでの取り扱いも5シーズンとなりましたので説明も不要ですが、デザイナー高手氏は建築の勉強をした後に独学でテーラーを学び始めた経歴を持ち、デザイン画を描かずそのシーズンテーマである「言葉」からコレクションを作り上げる彼のスタイルは一歩間違えるとコンセプトに偏りすぎてつまらないアプローチになりそうなところを経験に裏打ちされた技術力とベーシック(日常着)に落とし込むセンスの良さが相まってコレクションに説得力が生まれます。
2018年春夏のテーマは「適当(雑、簡単に)」
布地耳使い⇒裁断数が減少
カーブでないと取れないパーツもダーツや片側の縫い代を極端にカーブさせて無理矢理直線にして耳を使用できるようにしてます。その為シームが捻れていたり通常と異なる箇所にダーツが出来たりと違和感のある表情になってます。
細部のこだわりに関してはとっても長くなるのでここでは書きませんが例えば、、、
気づく方は気づいてる違和感のようなもの。
それとあとはいつもの私のワガママリクエストで色を別注しております。
上記のトラウザーとジャケットを私の好きなライトグレーで。
かすりのような織り模様がシックで思った以上に良い仕上がり。
それとスプリングコート。オリジナルはキャメルでしたが久々に「白いコートが着たい」と思い、思い切った真っ白なスプリングコートをオーダー。こちらも満足度の高い一枚となりました。
白を大胆に着るのが私の定番、一度白いコートを着てもらうとやみつきになりますよ。
汚れても気にしないで。
是非。
Tajima