Monday, 26 March 2018

BIEL-LO 2018 SS

3月中旬いつもの自社展示会が終了(ほぼ)気づいたらもう4月もすぐ。
なかなか花見を見にいく事が出来ず、インスタグラムでのみなさまの
桜写真にイイね!をする毎日です。。

肌寒くてもニット一枚で出かけて平気な私。街ゆく視線が気になる(今更なのですが)から今はまだ「肌寒いかな」アピールをしながら春服を重ねて着ております。。私のニット好きは遡れば云々年。。。  手編みからデジタルまであらゆる形態のニットデザイナーと出会って来たのですが、今期はそのニッティング技術の高さから様々なハイブランドのニット生産もしておりますスペインのファクトリーブランドBIE-LOが到着してます。

BIEL-LOは25年の歴史を持つニットファクトリーParrillusが発表するファクトリーブランド。その高い技術により多くのヨーロッパブランドを顧客に持ち、マルニ、バレンシアガ等もそのリストに名前があがっております。Parrillus社のHPを拝見すると自社技術をこれでもかと見せつけてくる。そこにあるのは溶けてしまいそうな程に細くて甘い編み立てのニットから、重量感のあるニットまで。。とにかくその技術力と様々なデザインに沿わせるセンスが相まって今のParrillus社が成り立っているというのを感じる事ができます。

CEMENTでは気軽に取り入れやすいカーディガン、Tシャツ(ニットです)、靴下等をピックアップ。 






















ニットの始末がホントに綺麗で感動します。。。こちらはタンクトップです。



























私のお薦めはこのカーディガン、モヘアの軽さがクセになります。。。





















靴下のカラーも陽気なスペインならでは。

そして私のスタイリングはこんな。





 














CARDIGAN : BIEL-LO 
SHIRTS :  MASAO SHIMIZU (のちほどご紹介)
SHORTS : CITY (のちほどご紹介)

シャツのインナーがアームで透けてるのが残念ですが(シャツ汚せないのでね、、笑)
できれば素肌にシャツ、そしてカーディガンでちょっぴり色気で着てもらいたいですね。

しかし夕方になるとまだショーツは寒いかも。。。笑

Tajima

Saturday, 3 March 2018

TOMOUMI ONO 2018SS 1st delivery.

梅も咲き始めてようやく長かった冬も終わりを告げようとしてる?と期待したいところ。
寒いの飽きましたね、極端な事言えば私、もうショートパンツ履きたいです。そんな事はさておき、TOMOUMI ONOより1st デリバリーが到着です。






















TOMOUMI ONO デザイナー小野智海氏は私と同い年の昭和52年組。彼の略歴をご紹介しますと、文化服装学院で洋裁を勉強後、東京藝術大学美術学部にて美術理論を学ぶ為入学し、後渡仏。渡仏後はオートクチュールの技術とデザインを学び、メゾンマルジェラ、ルフラン・フェラン(ベアトリス・フェランによって03年に立ち上げられたオートクチュールブランド。ベアトリスは16年よりロシャスのメンズ部門のアーティスティックレディレクターも務めている)の下で経験を積み帰国。帰国後より自身のブランドをスタートする。

小野さんのコレクションはハンガーにかかっているだけでも美しい。
私のお気に入りは3WAYで着られるニット。 





















なにが3WAYかって、ノースリーブ、スリーブだけ、その2つが組み合わさった長袖と

ありそうでないこの変化球。























この袖だけってのもスタイリングのハードルをあげてくれるので着る方も考える力が身につく。(それって大事だと思うんです。)






















薄手なのでパンツにインしても。

私はこんな感じでレザーのロングカフを腕周りにぐしゃっとレイヤードして長袖にニュアンスを与えるコーディネートがしたい。 
(レザーのロングカフはまた違う回で紹介します)


「考える洋服」を春の貴女のクローゼットにぜひ。


Tajima